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2011年12月 オリンピック代表のアロマセラピー
11月18日の朝日新聞に“セーリング世界選手権に近藤、田畑組”という見出しでカラ―写真入りの記事が載りました。セーリング女子470級の近藤愛、田畑和歌子組が、ロンドン五輪出場権がかかる世界選手権に臨む。昨年のアジア大会、8月の五輪テストを制した2人が、この大会での五輪出場内定を狙っているという内容です。
「統合医療でがんに克つ」の11月号の私の連載コラムに江口典秀さん(カイロプラクティク施術室マークスボディーデザイン・045-911-2172)を紹介しました。
彼はセーリングの日本代表のトレーナーで、8月のイギリスでのセーリング競技ロンドンオリンピックテストイベント[プレ五輪]に帯同して、選手のコンディショニングの維持、管理を担当し、この大会470級女子では強豪イギリスをおさえて優勝を飾りました。
「セーリング競技は試合期間が予選・決勝と合わせて約1週間という長期戦であることから、その間のコンディショニング維持が勝敗を大きく左右する競技でもある。又試合中の海上では、風速や風向、潮流など常に変化する気象状況を見極め、相手とのコース取りなどの戦略を瞬時に決定する判断力や集中力が求められる。そして1レースが約60分という長いレースを1日2レース行うため、この状況を持続する体力のみならず精神力の強さも重要な競技である」そして、「運動強度は低く、肉体的に疲労し難いと予測された軽風の時は、強風に比べて、疲労度の測定の結果は悪かった。つまり運動強度的には低い環境下でも長時間におよぶ海上では肉体的な疲労に加えて中枢性の疲労が伴うことがわかり、それに対するコンディショニング対策が課題である」としています。
その対策に一つにアロマセラピーをとり入れました。「試合後選手が集まるケアルームに芳香浴としてラベンダー、グレープフルーツを使用し、緊張感が持続した試合後の精神面の緩和、及びリフレッシュとして役立たせ、希望する選手には個々の部屋にて芳香浴を実地し、睡眠時の質の向上に繋げる。ビタミンマッサージは、疲労した筋肉の回復を促進すると共に日焼けした肌にとっても抗酸化作用をもたらした。またセーリング競技で最も使用頻度の高い腕部から肩関節にかけては、カルマン精油を加えたビタミンオイルが筋肉・関節の消炎・鎮痛として効果を発揮した」と報告がありました。
江口さんの奥さん、江口痲衣さんが本を出版されました。“顔タッチ・セラピー”スキージャーナル株式会社からの出版でソレンセン式フェイシャルリフレクソロジーの心へのアプローチが副題です。本の第1章は「すぐにケアーをしたい心の不安定」をテーマに、大腸の反射区を使って心の不安定を取り除く・中枢神経系にダイレクトに届く564神経ポイントを使ったセラピーなど4章からなり、その間に7つコラムが入っています。
その[混乱を整理する]というコラムの中で、“混乱を感じたら、自分の感覚に素直になることです。といっても、どうしたら自分の感覚に素直になれるのでしょうか。ちょっと混乱しているかなと思ったら、ただ好きなことだけ、好きな場所だけ、好きな人だけにこだわってみる時間をつくることをお勧めします。「快」「不快」という感覚は、思考とは関係なく感じるものです。本来、「快」「不快」が意欲や能動的行動を決定する根源になるべきものですから、それを感じてみましょう。”と言っています。江口さん夫婦のところでセラピーを受けると、彼らの澄んだ気持ちが伝わってきて、心が洗われます。
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