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2011年10月 伝える、伝わる“触れる”ちから

セラ治療院を開業して35年になりますが、当初から色々な形で勉強会、セミナー、講演会を開催してきました。一般の方、美容、エステ業界、医療従事者を対象にしたもので、テーマもその都度違っています。
想い出深いセミナーは沢山ありますが、そのひとつに広島県呉市で行ったセミナーは、公民館の大広間でのビタミンマッサージセミナーで、幼稚園児から80、90歳までの人が参加しました。そして一番上手にマッサージするのが幼稚園児、小学生などの子供たちでした。私のマッサージの仕方を観察し、素直に手を動かしていきます。手の使い方、スピード、マッサージする場所だけでなく、圧、密着も無駄なくこなしていきます。モデルのおばあちゃん、おじいちゃんはその気持ち良さにうっとりします。お母さんに子供へのマッサージを教える機会も多いですが、無駄な力が入って、なかなか上手に行きません。子供からマッサージを教えるといいと思ったセミナーでした。

今はJ-EAT(日本統合セラピスト教育協会)が窓口になり、長野県飯山市赤十字病院、宮崎県立看護大学などでのセミナーや講座をはじめ、全国各地でセミナーがスムーズに開かれるようになりました。東京でもセラ治療院で講座が開かれています。そこに参加された蓮尾さんからレポートが届きましたので、抜粋して紹介します。

“私の母は3年程前に椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、脊椎狭窄症と診断されました。その後、病院でブロック注射を打ったり、鍼灸院にも通いましたが、一向に良くなりませんでした。昨年脊椎間狭窄症の手術を受けましたが、痛みは手術前よりさらに増し、座っても、寝ていても辛く、途方に暮れていました。
なんとか楽にしてあげたいと思っていた時、図書館で町田先生の“匂いが難病を治す”という本を見つけ、“これだ!”と思い、迷わず借りて来ました。その後ホームページでスクールがあることがわかり、タイミング良く4月のスクールに申し込むことが出来ました。
4月3日の最初の実技はうつ伏せ(下腿、大腿、臀部、腰部)でした。その都度実技のモデルは交代しますが、私が一番最初のモデルになり、先生の解釈を受けながらマッサージをしていただきました。どこが痛いとか凝っているとか自覚症状がなかったのですが、マッサージ後は全身がとても軽くなり、驚きました。初日にモデルをさせていただいたことで、どのくらいの圧を加えて施術するかの加減がわかったので、その日の夜から母にマッサージをすることが出来、とてもラッキーでした。
町田先生のマッサージは、私がイメージしていたものより圧力をかけ、ゆっくりとした無駄のないリズムでした。的確に不調のあるところを指摘されたのにも驚きました。コツやポイントをまだ掴めていませんでしたが、ほぼ毎晩続けました。
5月8日、2回目の実技はうつ伏せ(腰背部、側腹部、頸部)。今回はマッサージした母の反応を先生に伝え、圧のかけ方、手法などをアドバイスして頂き、夜、またアドバイスに従って、母をマッサージしました。翌朝母は“昨夜は睡眠薬を飲まずにぐっすり寝られて、どこも痛くないの!”と本当に嬉しそうに言ってきました。今まで色々な専門の先生方に診てもらっても痛みが取れず、どうしたらいいかと泣いていた母でしたので、急に痛みが取れるなんて信じられませんでした。長く座れるようにもなりました。少しの研修で、素人の私のマッサージでこんなにも症状が改善されるとは本当に驚きです。先生の本に出会い、教えて頂き、感謝しています。”

痛みに対してビタミンマッサージは効果的です。家族で、友人同士で、サークルでマッサージを上手にこなす人がいれば、力強いですね。



株式会社セラ 町田 久
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