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2011年09月 心が通う「タッチング」

ビタミンマッサージは治療、美容の世界で普及されていますが、セミナ―などで、また患者の付添いなどでマッサージを習う一般の方も大勢います。膝が痛く、外に出るのも大変なおばあちゃんが、テレビを見ながらセラリキッドでマッサージして、正座できるようになったとハガキをもらうこともあります。妊娠中に使い、妊娠線が出来なかったとか、赤ん坊の皮膚がとてもきれいだとか、穏やかでいつもニコニコしているなどの報告があります。
今回がんで闘病されていたお父さんにマッサージをしていた方からお礼の手紙をもらいました。
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謹啓 この度は町田先生には色々とお世話になりました。6月2日に亡父は64歳で永眠いたしました。
癌との闘病生活は14年くらいになりました。最初に膀胱癌を発症し、その後、前立腺癌、6年前、腎臓癌、そして最後は腎盂癌を患い亡くなりました。半年前に腎盂癌と診断されてからは、あっという間に時間が過ぎてしまったように思います。
本人は気力だけはとても強く一生懸命生きようと頑張っていましたが、最後の2か月は食事も出来ず、外出も出来ず、家族のマッサージだけが唯一の楽しみだったようです。
先生にご紹介して頂いたセラリキッドは、癌で痛む身体に安らぎを与えてくれたようです。
特に大腿部や腹部に転移した癌の痛みは強く、麻酔もあまり効かなくなっていましたが、セラリキッドで痛む足をマッサージしてみると、不思議と痛みが和らぐようでした。
それから毎日、母や兄弟たちと交代でマッサージを行ってきました。マッサージをしていると顔が穏やかになり、すやすやと寝ることもありましたので本当に効果があったのだと思います。家族がいない時は自分でセラリキッドを使ってマッサージもしていたようです。
臨終を迎える数時間前「あのオイルはどこにある?」と母にメールをして探していました。
入院してから肌の乾燥がとても強かったのですが、セラリキッドでマッサージをするようになってからは、肌に艶や弾力が戻りとてもきれいな状態になりました。臨終の際には、看護師さんに肌がきれいな状態で亡くなる人は初めてですと言われた位です。
医師がもう何も治療の施しようがない中で、家族はただ見守るだけではなくマッサージをしてあげられたことはとても幸運のように思えます。臨終を迎えた後も、家族で順番に最後のマッサージをしてあげました。母も、妹も、弟も、おばあちゃんも、家族みんなでオイルを手にとり少しずつマッサージをしてあげました。
後日、病院の先生や看護師さんたちから、父が生前「息子が探してきてくれたこのオイルはとても良く効くんだよ。」と自慢していましたよ。と教えてくれました。
それを聞いて、本当に喜んでいてくれたのだなと心の底から嬉しくなりました。
もっと長生きして欲しかったです。ですが父は家族に囲まれてとても幸せな人生だったと思います。今回セラリキッドは父の痛みを和らげるだけでなく、最後の最後まで親孝行をさせてくれました。先生の実践されているタッチングに大きな癒しの力があると私は思っています。町田先生には親身になって頂き家族一同とても感謝しております。
本当にありがとうございました。
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医療の中に鍼、アロマセラピーなど手技が根付くことを目標にしながら、タッチングの普及を家族、グループ、街という単位ごとにすすめていかねばならないと強く感じています。



株式会社セラ 町田 久
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